
イングマール・ベルイマン監督の
登場です。
一部の映画評論家では、
語るのをタブーとされている
映画監督です。
でも
私は好きな監督なので
語らせていただきます。
この映画は、
中世の北欧伝説を
描いています。
だから
美しい神話的・英雄的な
映画かなっと思ったのね。
ところが
残酷で![]()
恐ろしい映画でした。
(ホラーやスプラッター映画ではありません。)
人間の野蛮な残酷さ。
あまりに残酷なので
目を覆い隠したくなるほどです。
今見てもそうなんですから、
当時は相当ショックを
受けたでしょうね。
日本初公開時の
1961年には
このシーンは
大幅カットされました。
そして
憎しみや
怒りが
絶頂に達した時の
人間の怖さ
怖い、
本当に恐ろしい
この残酷さと恐ろしさ
人間は
なんて罪深い生物(いきもの)なのでしょう。
そして
ラストに見せる神々しさ。
ベルイマン監督の
映像表現は凄いです。
ただの北欧伝説では終わらない。
人間とは、
罪とは、
神とは何かを、
感じさせ考えさせられる映画。
ベルイマン監督の
シュールでダークで
美しい映画。
魅力的な映画でしたね。
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ある日、
教会への勤めを両親に命じられた
カリンとインゲリ。
途中でインゲリと言い争いをしたカリンは、
彼女と別れて一人教会に向かう。
道中カリンは
貧しげな三人の羊飼いの兄弟に遭遇する。
彼らに同情して食糧を分け与えるカリンだが、
清純なカリンに魅了された長男と次男は。。。
Data
| 1960年 | スウェーデン |
| 監督 | イングマール・ベルイマン |
| 出演 | マックス・フォン・シドー ビルギッタ・ヴァルベルイ |
動画配信で見れないときは
イングマール・ベルイマン監督鑑賞作品一覧
1953年
不良少女モニカ
1955年
夏の夜は三たび微笑む
1957年
第七の封印
野いちご
1958年
魔術師
1960年
処女の泉
1961年
鏡の中にある如く
1962年
冬の光
1963年
沈黙
1966年
仮面/ペルソナ
1968年
狼の時刻
恥
1969年
夜の儀式
1972年
叫びとささやき
1973年
ある結婚の風景
1976年
鏡の中の女
1977年
蛇の卵
1978年
秋のソナタ
1982年
ファニーとアレクサンデル










