
2011年に相応しい
年明け1発目の映画は
やはり、この映画でしょう!
えっ、なんでかって
・・・
昔、「絵が出るレコード」として
レーザーディスクが発売されました。
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そして、プロジェクターも同時期に
発売されて
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ホームシアター生活が誕生したんです
お家で映画観賞です。
憧れましたね~
そして、
ある雑誌の特集で
正月をホームシアターでどう楽しむ!
というのがあって
レーザーディスクの
ラインナップが出ていたんですね。
そこには、
映画だけでなく
音楽(クラシックやコンサート)・スポーツなどが
ありましたけど、
その中で年明け1発目に見るものが、
なんと!この映画なんです。
納得です。
だって、
タイトルバックのテーマ曲が
ツァラトゥストラはかく語りき
だも~ん
人類(猿)が神(モノリス)から
知恵を授かり
進歩し宇宙まで発展する
展開の素晴らしさ![]()
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そして
美しく青きドナウ
などの
音楽が流れながら宇宙の旅を
楽しめる楽しさ![]()
この映画は
大きいスクリーンで
見るほうが絶対いいです![]()
日曜洋画劇場で
「2001年宇宙の旅」が初めて放送したとき
淀川長治さんもこう言ってました。
ハァ~、
申し訳ありません
みなさん、ご覧なって、
ほんと~に見事な視覚芸術
この宇宙芸術に
堪能なさった人も多いとおもいますが
今夜はブラウン管です。
テレビです。
おそらく、
そのスケールは
小さくなっていると思います。

この映画は
ただ宇宙の旅を
楽しむだけではありません。
人間が進化するとどうなるのか?
そして宇宙の謎!
さらに恐怖もあります。
スタンリー・キューブリック監督は、
地球外の生命や生活のテーマにとり憑かれ
これを面白く、しかも科学的にも裏付けされた
映画にする方法を5年の歳月をかけて考えました。
そして
SF小説家アーサー・C・クラークに脚本を依頼!
2人でアイデアを出し合ってシナリオを作りました。
当初は映画全編にわたって
ストーリーを解説する
ナレーションが入っていたんですね~。
ところが、
キューブリック監督が映像表現を重視し
全てのナレーションを削除しました。
これが良かった![]()
キューブリック監督が意図していた
2001年に、
我々は宇宙でどんな事が出来うるか
又
どんな宇宙の驚異や不可思議に直面するか
が見事表現されましたね~。
言葉で説明できない種類のもの、
つまり視覚的体験を
見る人の意識の内部へ
到達するような強烈な体験を、
私は創造しようとしたのだ。
スタンリー・キューブリック監督より
謎のままでいいんです。
答えを求めなくても
この映画は
宇宙の神秘を感じればいいんです。
そして、素晴らしい
視覚芸術を楽しめばいいんです。
一方、共同脚本の
アーサー・C・クラークは
もし、この映画が、
一度で観客に理解されたら
われわれの意図は
失敗したことになる。
と言っていましたが、
気にしなくていいんです。
もし、答えを求めるなら
続編2010年宇宙の旅があります。

でも、この映画は
つまらなかった~。
モノリスがいっぱい出ようが、
ロイ・シャイダーが出ようが
関係ありません。
特撮が進歩しても
芸術性(美的センス)や
哲学がないと
心に残りません。
「2001年宇宙の旅」
は名作だけど
「2010年宇宙の旅」
は忘れられてます。
スター・ウォーズの
ジョージ・ルーカス監督は言います。
スタンリー・キューブリックは
究極的なSF映画を創った
そして、
どんな人でも
これ以上の映画を
製作することは
困難なことであろう。
技術的に比較することは出来るが
私は
「2001年宇宙の旅」が
遙かに優れていると思う。
まさにその通り!
えっ!
まだ答えを求めているの?
だったら

2061年宇宙の旅/早川書房/ア-サ-・チャ-ルズ・クラ-ク
さらに・・・

3001年終局への旅/早川書房/ア-サ-・チャ-ルズ・クラ-ク
をどうぞ!
しかし、
2001年どころか
2010年も終わった今,,
宇宙旅行どころか、
今生きるのも大変なのは
どういうこっちゃ![]()
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この映画は「スター・ウォーズ」
以前に創られた
永遠不滅の作品である。
月に人が住むようになった時代。
月のクレーターの地中から
謎の石碑が発掘され、
宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。
それから18カ月後、
最新型人工知能
「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を
搭載した宇宙船ディスカバリー号は、
デビッド・ボーマン船長、
フランク・プールら5人のクルーを乗せて
木星探査に向けて航行していた。
しかし、
その途上でHALが探査計画に対して
疑問を抱いていることを打ち明ける。
ボーマンとプールはHALの不調を疑い、
いざというときはHALの回路を
切断することを決めるが、
それを知ったHALは反乱を起こす――。
『映画.com』より
Data
| 1968年 | アメリカ |
| 製作・監督 | スタンリー・キューブリック |
| 脚本 | アーサー・C・クラーク スタンリー・キューブリック |
| 出演 | ケア・ダレー ゲイリー・ロックウッド |
動画配信で見れないときは










