いつでも夢を_橋幸夫&吉永小百合のヒット曲映画

《いつでも夢を》は、
1962年に橋幸夫と吉永小百合が
デュエットしヒットした曲です。

今年(2025)9月4日に
橋幸夫さんが亡くなりました。

私個人としては、
橋幸夫といえば
やはり《子連れ狼》を思い出します。
あとは
デビュー曲の《潮来笠いたこがさ》かな、
この《いつでも夢を》は、
昔、サントリー烏龍茶のCMで
中国語で歌っていましたね。

このあと、
橋幸夫が歌っていたことは
知っていましたが
相方が吉永小百合だったとは
知りませんでした。

しかも、
この曲を映画化する
ヒット曲映画化作品”もあったんですね。

と言うことで
早速見ることにしました。

主人公は3人

  • 下町の工場地帯で働きながら
    夜間高校で勉強する木村勝利かつとし
    演じるのは浜田光夫
  • おなじ夜間高校で勉強し
    看護師見習いの三原ひかる
    演じるのは吉永小百合

この二人は
日活の【純愛コンビ】ですね。

そして、
歌謡界の王者・橋幸夫が演じる
トラック運転手の岩下留次とめじ

この三角関係がいいんです。
ドロドロした恋愛関係ではありません。
お互いが思いあう素晴らしい関係なんです。

勝利かつとしは言います

勝利

働く者の権利とは何だ!

ひかるは、こう答えます

ひかる

人間らしく生活するものよ。

これが、この映画のテーマですね。

また、ひかるのつらい過去が語られ

ひかる

私たちはどんな目に遭っても、
いつでも夢を見ていなければならないわ

と言います。
まさに、この映画(歌)のタイトル!
このつらい過去のシーンは
だいぶ凝った撮影をしましたね。
見事です

見どころ

高度成長下の工場地帯はすごい。
木村勝利かつとしの働いている
町工場もデカい、広い。

それに、この当時で
車の数が多すぎ
排気ガスが凄すぎて
モっク!モっク!

と時代背景も
この映画の見どころでしたね。

共演者も良かった

橋幸夫が運転する助手席に座っていたのが
野呂圭介
あの『元祖どっきりカメラ』で
赤ヘルをかぶっていた人です。
また
夜間高校の同級生で
過労で倒れた松本秋子を演じた
松原智恵子
東京に上京した留次の母には
飯田蝶子
この人はサイレント時代の
小津映画に出ていた人ですね。

もちろん、歌います

橋幸夫
いきなり運転しながら
潮来笠いたこがさ》をうたいます。
そして
ひかるの誕生日会で
おけさ唄えば
飲み屋で
北海の暴れん坊
若いやつ》と気持ちよ~く歌ってます。

吉永小百合も
夜の工場地帯を歩きながら
寒い朝》を歌います。
このシーンも
いまじゃ都内で見れない風景
個人的に懐かしさを感じ好きなシーンです。

最期に

仕事に疲れた
現実が嫌になった
生きるのが辛い
と言う人は
この映画はいいかもしれません。

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あらすじ

東京下町の密集した工場地帯。
“ピカちゃん"と呼ばれる
三原ひかるは三原医院の看護婦さん。

養父・三原泰山医師と二人、
下町の貧しい人たちの味方になっている。
今日も健康診断のため、
森田機械製作所を訪れたひかるは、
若い工員たちの人気者。

ひかると夜間高校で
机を並べる木村勝利は、
仲間に人一倍冷やかされゴキゲンだ。

そこへ、
ねじり鉢巻のいなせな運転手・岩下留次が
助手の金造とトラックで乗りつけた。
「気が荒えけどよ、いい人だぜ」と、
まだ運転免許のない金造は
得意そうに新入りの留次を紹介した。

日活サイト》より

 

Data

1963年 日活
監督: 野村孝
出演: 橋幸夫
吉永小百合
予告編

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