
この映画、
面白かった~、
もうキャラクターがいいの
内容が面白いので
本編はたった
36分ですけど
満足度は充分あります。
やはり牧野省三の言う
"一スジ、ニヌケ、三役者" が
ここに活かされています。
(一は脚本、二は撮影、三は演技)
洗濯屋の白親父と
墨屋の黒親父は隣同士
白と黒で相性が悪く、
面を突き合わせれば
喧嘩ばかりしている。
この喧嘩が面白いのなんの、
取っ組み合いをしたり、
張り合ったり
滑稽でこんなに
喧嘩の種類があるのかと
呆れるぐらいに見せてくれます。
しかも
2人では終わらない
村中の住民まで
巻き込む大騒動に、、
しかも画面スーパーは
漫画みたいで
こんな映画があったんだな~て
驚きましたね。
またこの映画、
喧嘩だけで終わりません
ちゃんと脇役が
ドラマを進行してくれます。
洗濯屋の白親父には娘がいて、
墨屋の黒親父には息子がいます。
この娘と息子が愛し合っているのです。
さあ、どうなるのか
最後まで結末が解らない映画、
必見です。
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Data
1925年 | マキノ御室撮影所作品 |
監督 | 曽根純三 |
出演 | 杉 狂児 鈴木澄子 清川 清 |
動画配信で見れないときは
マキノ映画鑑賞作品一覧
牧野省三
1921年
豪傑児雷也
1922年
実録忠臣蔵
1928年
浪人街 第一話 美しき獲物
浪人街 第二話 楽屋風呂 第一篇
崇禅寺馬場
1937年
恋山彦 風雲の巻
恋山彦 怒濤の巻
忍術三妖傳
1938年
弥次喜多道中記
1939年
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1940年
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1941年
男の花道
長谷川・ロッパの家光と彦左
1943年
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1951年
女賊と判官
1952年
すっ飛び駕
1953年
続・丹下左膳
1954年
風雲児信長
1952年~
1954年
『次郎長三国志』シリーズ
第一部・次郎長売出す
第二部・次郎長初旅
第三部・次郎長と石松
第四部・勢揃い清水港
第五部・殴込み甲州路
第六部・旅がらす次郎長一家
第七部・初祝い清水港
第八部・海道一の暴れん坊
第九部・荒神山前編
1955年
人生とんぼ返り
次郎長遊侠伝 秋葉の火祭り
1956年
『丹下左膳』シリーズ
乾雲の巻
坤龍の巻
完結篇
1957年
浪人街
1959年
たつまき奉行
1964年
日本侠客伝
1965年
日本侠客伝 浪花篇
日本侠客伝 関東篇
1966年
日本侠客伝 雷門の決斗
1967年
日本侠客伝 白刃の盃
1968年
日本侠客伝 絶縁状
ごろつき
1969年
日本侠客伝 花と龍
1972年
関東緋桜一家