
レジェンド・オブ・クロー/九陰白骨爪
原題は『射鵰英雄伝之九陰白骨爪』です。
そう、
金庸が武俠小説の大家として揺るぎない地位を築いた
あの『射鵰英雄伝』の外伝的映画ですね。
『九陰白骨爪』とは、
気を込めた指で相手の頭蓋骨に穴を穿つ、
極めて危険な殺人技です。
梅超風と、その夫・陳玄風が編み出した技です。
二人の師匠である黄薬師は、
『九陰真経』の下巻のみを入手していました。
その秘伝書を、
弟子である陳玄風と梅超風が盗み出し、
内容を誤って解釈した結果、
生み出されたのが、この凶悪な爪技なのです。
『九陰真経』は上下二巻に分かれており、
上巻には内功の修練法と武術の基礎が、
下巻には実戦的な攻撃技法が記されています。
さらに上巻の終盤には、
「九陰神功」と呼ばれる内功の奥義が
記されています。
この上下二巻を完全に修得すれば、
無敵ともいえる武術を身につけられると
されています。
しかし、下巻だけを習得すると、
内功の基礎が欠けてしまうため、
修練者は魔道へと堕ちてしまう危険があります。
そのことを知らなかった二人は、
書かれた内容を文字どおりに
解釈してしまったのです。
そして技を極めるため、
罪なき人々を修練の犠牲としながら、
凶悪な技『九陰白骨爪』を
完成させてしまったのでした。
ということで、
この映画は『九陰白骨爪』の使い手
梅超風の物語です。
身寄りのない少女・梅若華(ばい・じゃくか)が
何故、黄薬師の弟子になり、
梅超風となったのか?
何故! 『九陰真経』を盗んだのか?
全てが、ここで描かれています。
ち・な・みに
この映画は、主に恋愛の物語になっているので
『武侠ドラマ』とはいえませんが、
もちろん戦いのシーンはふんだんにあります。
江南七怪と戦ったり
「西毒」欧陽鋒の毒蛇と戦ったり
欧陽鋒の甥・欧陽克(おうよう・こく)と戦ったり
郭靖とも戦います。
ほかには
黄蓉や楊康も出てきます。
なんと言っても
桃花島で黄薬師の弟子たちが
学んでいくシーンが個人的には好きです。
それにしても、弟子は6人のはずだが
4人しかいないのは、何故?
ともあれ、
小説かテレビドラマの
『射鵰英雄伝』を知って
この映画を見たほうが、
より一層楽しめると思います。
もちろん、この映画だけでも
恋愛もの、人生観というものを
感じる内容になっているし、
梅超風を演じた
ルアン・ジュウや
黄薬師を演じた
中国の“四大古装美男(四大時代劇イケメン)”のひとり、
イェン・イークァンも魅力的で
充分楽しめると思います。
浮浪児・梅若華(ばい・じゃくか)は、
食べ物を盗もうとして追われているところを
黄薬師に助けられ弟子入りする。一門が住む桃花島は、
その名の通り桃の花が咲く美しい島だ。兄弟子たちとともに修練に励み、
自らが選んだ名を黄薬師に認められ、
梅若華は梅超風となった。ある時、
黄薬師は自分に対する
梅超風の想いに気づき、
島から姿を消した…。《Filmarks映画》より
Data
| 2021年 | 中国 |
| 監督: | フー・ドン |
| 出演: | ルアン・ジュウ イェン・イークァン ホアン・シーイエン |
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