アジア映画 Mr.Boo!ミスター・ブー_許冠文 7月1日は イギリス植民地だった香港が 中華人民共和国に返還された日です。 今年(2022年)で25年目になります。 一国二制度ということで 中国の社会主義と 資本主義経済&議会制民主主義が 併存していましたが、 2年前、 香港国家安全維持法のもと、 香港市民が抑圧され 言論の自由がなくなり ますます社会主義になってい...
日本史 旧石器時代 約20万年前頃 遠い遠い大昔、 日本は島ではなく、 アジア大陸と地続きになっていました。 そして、日本海は、大きな湖だったのです。 このころは、 まだ氷河期でした。 そして、 大陸の北の寒い土地から マンモス象が、 南のあたたかい土地から ステゴドン象が 日本列島にやってきました。 日本人の遠い祖先も、 食べ物を求め...
西洋絵画論 受胎告知_グリューネヴァルト 「イーゼンハィム祭壇画」の、 第2面 その左側に 今回の絵があります。 日曜日しか公開しないものです。 『新約聖書』の幕開けである 「受胎告知じゅたいこくち」。 イエス・キリスト誕生を 告げる運命的なシーンですね。 「ルカ福音書」によれば、 ナザレに住む 処女マリアのもとに 天使ガブリエルが現れて、 処女マリアが ...
西洋絵画論 イーゼンハィム祭壇画_ グリューネヴァルト ルネッサンス期のドイツ画家 マティアス・グリューネヴァルトの代表作 「イーゼンハィム祭壇画」は、 フランス・アルザス地方の小さな村 イーゼンハィムにありました。 それで 「イーゼンハィム祭壇画」 と言うんですね。 アルザス地方は、フランス領になったり ドイツ領になったりと複雑な場所でした。 祭壇画とは、 キリスト協会の...
ヨーロッパ映画 エーゲ海の誘惑_クレミア半島で愛の3P? この映画、 エーゲ海に浮かぶ島が 舞台になっていますが ウクライナ映画です。 大富豪のアメリカ娘と 売れない画家の夫が その島にやってきます。 そこに ロシアの女性が現れ アメリカ娘と仲良くなります。 そして、 この島の博物館に 入るのですが その美術品が、 セックスに関連したもの ばかり、 ロシアの女性が言うには セ...
邦画 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花_山田洋次 1972年5月15日。 沖縄がアメリカから日本に返還されました。 今年は、【沖縄・本土復帰50年】として 様々なイベント・特集が催されています。 なので、 沖縄を舞台にした映画を、2作品紹介 今回、2作品目は 「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」 シリーズ第25作目です。 この映画、 もう1つの 「寅次郎ハイビスカ...
邦画 夏の妹_大島渚の沖縄 1972年5月15日。 沖縄がアメリカから日本に返還されました。 今年は、【沖縄・本土復帰50年】として 様々なイベント・特集が催されています。 なので、 沖縄を舞台にした映画を、2作品紹介 今回、1作品目は、 大島渚監督の『夏の妹』です。 この映画、 まさに沖縄が日本に返還された その直後に撮影されたものです。 だか...
ヨーロッパ映画 Dear Fukushima, チェルノブイリからの手紙 ウクライナ映画の第二弾 として見た、この映画! ところが、監督は 大竹研吾さん。 日本人なんですね。 なので 映画のきっかけは福島原発事故なんです。 そう、あの東日本大震災です。 福島原発事故の25年前に チェルノブイリ原発事故が起きました。 その チェルノブイリ原発は 四半世紀の間に どう変わったのか? 監督は 取材...
西洋絵画論 マティアス・グリューネヴァルト マティアス・グリューネヴァルト (1470-74~1528年) 本名ではありません。 本名は マティス・ゴットハルト またはニートハルトです。 マティアス・グリューネヴァルトでは ないんですね~。 しかし、 美術史や美術館の展示では マティアス・グリューネヴァルトに なっているので ここでも、その名で紹介します。 彼の...
ヨーロッパ映画 ソルジャーズ_ヒーロー・ネバー・ダイ この映画 ウクライナの ドネツク国際空港を舞台に ウクライナ&義勇軍と ”分離派”の親ロシア組織 との戦いを描いています。 驚いたことに 現在ではなく 2014年のことです。 物語の中心は もちろん ドネツク国際空港を死守する ウクライナ軍ですが、 その動機はさまざまなんですね。 そして、戦う相手は ロシア人だけではな...