日本仏教 融通念仏宗_良忍と十一尊天得如来と万部おねり ひとりの念仏は すべての人のためにあり、 すべての人の念仏は ひとりのためにある。 互いに融通し合って、 極楽浄土がかなう こう説いた 融通念仏宗の開祖 良忍 天台宗だった良忍は 比叡山を去り 凄まじい修行のはてに 融通念仏を唱えた。 良忍が唱える声明は 芸術的で邦楽の元祖だという。 それは一体どんなものだったのか? ...
日本仏教 法相宗_三蔵法師が伝えた唯識論 道昭が中国に渡り 『西遊記』で有名な 玄奘三蔵げんじょうさんぞう の教えを受けて 日本で開宗した 法相宗ほっそうしゅう。 その教えは 心の深層を表す 『唯識ゆいしき論』であった。 現代でもベトナム人僧侶の ティク・ナット・ハン師が 唱えた瞑想法、 マインドフルネス として活かされいる その「唯識ゆいしき」とは インドの...
日本仏教 時宗_その踊り念仏の一遍とは 一遍が念仏を唱えながら全国各地を 布教のために遊行(ゆぎょう)して 歩いたところから “遊行宗(ゆぎょうしゅう)”とも呼ばれている。 開祖 浄土宗西山(せいざん)派 一遍いっぺん(1239~1289) 十歳で出家 法然の孫弟子・ 聖達(しょうたつ)の弟子となり 約10年の修行をした。 この期間 “浄土教”を学ぶ。 ...
武士道 武士道から学ぶ「目標に向う覚悟」 武士道から学ぶ「目標に向う覚悟」武士は、事の成る成らざるを問わず、死地に赴かなければならぬこともある。また、成功しないとはっきりわかっていても それに体当たりして、生死を賭けなければならぬ場合もある。 その覚悟を平生持っていれば・・・これは目標に向う覚悟を・・・...
武士道 武士道の『葉隠れ』から学ぶ!”極める”とは? 或剣術者の老後に申し候は 『一生の間修行がこれあるなり。 下位は修行すれども物にならず、 我も下手と思い、 人も下手と思うなり。 この分にては用に立たざるなり。 中の位は、未だ用に立たざれども、 我が不足にかかり、 人の不足も見ゆるものなり。 上の位は我物に仕成して自慢出来、 人の褒ほむるを悦び、 人の至らざるをなげく...