エリック・ロメール監督は、 小説家から始まって 映画監督になった人です。 なので、 作家性の強い映画になっています。 今回の映画も 「喜劇と格言劇」 というシリーズで 6作品の映画を作りました。 この映画は、その第1作です。 その格言とは 人は必ず、何かを考えてしまう です。 法学部の学生フランソワは、 郵便局で郵便の...
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前編では、 この映画が 「オイデップス王」の物語で そこに、パゾリーニ監督は “エディプス・コンプレックス”を 取り入れて映画化した。 という話でした。 でも、 映画の後半を見ていると どうも違う、 話は終わっているのに 物語は続いていて 1960年代の観光地や工場地帯 生まれた場所、野原と展開していく、、、 その意味...
「世代」「地下水道」に続く アンジェイ・ワイダ 『抵抗三部作』の最終作が この映画 「灰とダイヤモンド」です。 ポーランドを代表する映画 どころか 世界の名作映画に入る 超名作です。 私も子供のころから 知っていた映画です。 しかし、 なかなか見る気が おきませんでした。 でも、 「世代」「地下水道」 と見たからには ...
この映画 ドイツ占領下のワルシャワを舞台に、 ポーランドパルチザン部隊が 迷路のような地下水道を通って 血路を開こうとする物語です。 驚いたことに このパルチザン部隊が 全滅することを 最初に言っているんです。 スタヴィンスキの脚本を 映画にする際に、 工夫を施した箇所が 二箇所あったのを憶えている。 まず、 下水道に...
前回は、この映画が 「オイデップス王」の物語で そこに、パゾリーニ監督は “エディプス・コンプレックス”を 取り入れて映画化した。 という話でした。 でも、 映画の後半を見ていると どうも違う、 話は終わっているのに 物語は続いていて 1960年代の観光地や工場地帯 生まれた場所、野原と展開していく、、、 その意味が ...
抑圧よくあつされた世界で生きる 子供にとって 大人の世界は 自由に見えたのかもしれない... この映画は そんな少年が憧あこがれる 大人への世界を 女教師の恋によって 入ってしまった物語。 最初は良かった! 刺激がいっぱい 満足していた。 でも、 大人の世界は そう 自由で美しくなかった。 複雑で厄介な世界だった。 人...
2018年9月6日 バート・レイノルズは 心臓発作により亡くなりました。 82歳でした。 タフなイメージがあったし 晩年に、リメイク版 ロンゲスト・ヤード(2006年) で若干腹は出てても 見事なトライをきめていたので 突然の訃報ふほうには 愕然がくぜんとしましたね。 バート・レイノルズの ファンであった私は 彼の映画...
ポーランド映画を 世界に知らしめた巨匠 アンジェイ・ワイダ監督 その彼の 映画デビュー作が この映画です。 でも当初は 違う人が監督をする予定でした。 脚本は当初「実習生」と題し、 ポーランド人民共和国10周年記念 に向けた映画界推奨作品として、 アレクサンデル・フォルト [ポーランドの映画監督1908~80年] 自身...
この映画のタイトル “アポロン”って何でしょう? それは ギリシア神話に登場する 男の神ですね。 全能の神ゼウスの息子で、 病を払う治療神でもあります。 また、 神託しんたくを授さずける予言の神でもあります。 その“アポロン”から 受ける神託しんたくが地獄である というのが、 この映画のタイトルです。 でも これはあく...
映画のタイトルが 「愛する」 そして、 この映画のチラシ なんか、 よくある文学ものかな~? まあ 原作は遠藤周作だから 文学ものなんだろうけど でも 監督が熊井啓だしな~ 以前、 原作:遠藤周作 監督:熊井啓の 「海と毒薬」 という映画を見た時は 良かったからな~ まあ・・ 平凡なタイトルだけど とりあえず見てみるか...
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