ヨーロッパ映画 満月の夜_エリック・ロメール エリック・ロメール監督は、 小説家から始まって 映画監督になった人です。 なので、 作家性の強い映画になっています。 今回の映画も 「喜劇と格言劇」 というシリーズで 6作品の映画を作りました。 この映画は、その第4作です。 その格言とは ふたつの妻を持つ者は、心をなくし 二つの家を持つ者は、分別をなくす 20代のル...
ヨーロッパ映画 海辺のポーリーヌ_エリック・ロメール エリック・ロメール監督は、 小説家から始まって 映画監督になった人です。 なので、 作家性の強い映画になっています。 今回の映画も 「喜劇と格言劇」 というシリーズで 6作品の映画を作りました。 この映画は、その第3作です。 その格言とは、 クレチアン・ドラクロワの 言葉多きものは災いの元 ですね。 15歳のポーリー...
ヨーロッパ映画 美しき結婚_エリック・ロメール エリック・ロメール監督は、 小説家から始まって 映画監督になった人です。 なので、 作家性の強い映画になっています。 今回の映画も 「喜劇と格言劇」 というシリーズで 6作品の映画を作りました。 この映画は、その第2作です。 その格言とは、ラ・フォンテーヌの 夢想にふけらない人がいようか 空想を描かない者があろうか ...
ヨーロッパ映画 飛行士の妻_エリック・ロメール エリック・ロメール監督は、 小説家から始まって 映画監督になった人です。 なので、 作家性の強い映画になっています。 今回の映画も 「喜劇と格言劇」 というシリーズで 6作品の映画を作りました。 この映画は、その第1作です。 その格言とは 人は必ず、何かを考えてしまう です。 法学部の学生フランソワは、 郵便局で郵便の...
ヨーロッパ映画 アポロンの地獄&パゾリーニの物語(後編) 前編では、 この映画が 「オイデップス王」の物語で そこに、パゾリーニ監督は “エディプス・コンプレックス”を 取り入れて映画化した。 という話でした。 でも、 映画の後半を見ていると どうも違う、 話は終わっているのに 物語は続いていて 1960年代の観光地や工場地帯 生まれた場所、野原と展開していく、、、 その意味...
ヨーロッパ映画 灰とダイヤモンド_アンジェイ・ワイダの名作 「世代」「地下水道」に続く アンジェイ・ワイダ 『抵抗三部作』の最終作が この映画 「灰とダイヤモンド」です。 ポーランドを代表する映画 どころか 世界の名作映画に入る 超名作です。 私も子供のころから 知っていた映画です。 しかし、 なかなか見る気が おきませんでした。 でも、 「世代」「地下水道」 と見たからには ...
ヨーロッパ映画 地下水道_アンジェイ・ワイダのワルシャワ蜂起 この映画 ドイツ占領下のワルシャワを舞台に、 ポーランドパルチザン部隊が 迷路のような地下水道を通って 血路を開こうとする物語です。 驚いたことに このパルチザン部隊が 全滅することを 最初に言っているんです。 スタヴィンスキの脚本を 映画にする際に、 工夫を施した箇所が 二箇所あったのを憶えている。 まず、 下水道に...
ヨーロッパ映画 アポロンの地獄&パゾリーニの物語(中編) 前回は、この映画が 「オイデップス王」の物語で そこに、パゾリーニ監督は “エディプス・コンプレックス”を 取り入れて映画化した。 という話でした。 でも、 映画の後半を見ていると どうも違う、 話は終わっているのに 物語は続いていて 1960年代の観光地や工場地帯 生まれた場所、野原と展開していく、、、 その意味が ...
ヨーロッパ映画 あこがれ美しく燃え_ボー・ヴィーデルベリ 抑圧よくあつされた世界で生きる 子供にとって 大人の世界は 自由に見えたのかもしれない... この映画は そんな少年が憧あこがれる 大人への世界を 女教師の恋によって 入ってしまった物語。 最初は良かった! 刺激がいっぱい 満足していた。 でも、 大人の世界は そう 自由で美しくなかった。 複雑で厄介な世界だった。 人...
アメリカ映画 ラスト・ムービースター_バート・レイノルズ 2018年9月6日 バート・レイノルズは 心臓発作により亡くなりました。 82歳でした。 タフなイメージがあったし 晩年に、リメイク版 ロンゲスト・ヤード(2006年) で若干腹は出てても 見事なトライをきめていたので 突然の訃報ふほうには 愕然がくぜんとしましたね。 バート・レイノルズの ファンであった私は 彼の映画...