西洋絵画論 マラーの死_フランス革命Ⅳ フランス革命を描いた絵画 第4回 今回は、殺人現場の絵です。 男が上半身裸になっています。 そして下半身は何かに 入っている様子です。 右手に羽ペン 左手に筆跡のある紙をもっています。 何か書いていたみたいです。 そして右鎖骨の下に切り傷の痕 血が出ています 床に、そのナイフが落ちています。 彼は両手がふさがっています...
西洋絵画論 自由か死か_フランス革命Ⅲ フランス革命を描いた絵画 第3回 今回は、この奇妙な絵からです。 中央に頭から炎が出ている 天使がいます。 向かって左には 不思議な物をもった女性... 女性の頭には☆があります。 向かって右には 骸骨が... 💀は死神でしょうか? この絵のタイトルは 「自由か死か」です。 選択です。 そうなると どう...
西洋絵画論 バスティーユ牢獄の破壊_フランス革命Ⅱ フランス革命を描いた絵画 第2回 今回は、大きな建物が主役です。 この建物は、 かつてパリの東側を守る要塞として 1370年に建てられたものです。 建物の名はバスティーユ(Bastille) フランス語で「要塞」を意味します。 この「要塞」が、 1659年以降、 洲の刑務所として使われ バスティーユ牢獄ろうごくとなり ...
西洋絵画論 テニス・コートの誓い_フランス革命Ⅰ 歓喜の絵です。 そして 理想の絵です。 ここでは、 議会政治のもとで 立憲君主政という政体を樹立した 新しいフランスが描かれています。 しかし、 未完に終わっています。 なぜって? この絵の通りにならなかったからです。 逆に 血で血を洗う フランス革命になっていまいました。 一体、 「テニス・コートの誓い」とは 何なの...
西洋絵画論 息子の遺骸を迎えるブルータス_ルイ・ダヴィッド この絵を見て まず目が行くのは、3人の女性です。 そして、 女性が差し出す手の先に 担架たんかで運ばれてる足 その下に くらい場所で 一人の男が こちらを見て座っています。 この絵のタイトルは 「息子の遺骸いがいを迎えるブルータス」 または 「ブルータスの邸に 息子たちの遺骸いがいを運ぶ警士たち」 です。 そう、 暗...
西洋絵画論 施しを受けるベリサリウス_ルイ・ダヴィッド この絵は、 タイトルの通り 通りがかりの女性が ベリサリウスに 施しを与えています。 そして、 女性の背後で 兵士が驚いているのです。 何故、 兵士が驚いているのでしょうか? そもそも ベリサリウスとは どんな人物なのでしょう。 ベリサリウスは、 東ローマ帝国の将軍であり、 6世紀の ビザンツ帝国で 最も偉大な 指導...
西洋絵画論 マルスとミネルヴァの戦い_ルイ・ダヴィッド 鎧を着た女性が 今でも男性に止とどめを刺そうとしています。 男性は ”うっ、やられる”っと 焦っている様子。 この絵のタイトルは 「マルスとミネルヴァの戦い」です。 マルスは、 今でも やられそうな男性の方で ミネルヴァは、 止とどめめを刺そうとしてる 女性の方です。 マルスは、 古代ローマの軍神です。 でも、 ギリシ...
西洋絵画論 聖アントニウス_グリューネヴァルト 「イーゼンハィム祭壇画」の、 第1面 その右側に 今回の絵があります。 「隠者 聖アントニウス」です。 聖アントニウスの絵は 第3面にもあります。 聖アントニウスの 祭日のみ公開されました。 彫刻も絵画も すべて聖アントニウスです。 この「イーゼンハィム祭壇画」は、 「聖アントニウス会修道院 付属施療院 礼拝堂」 に...