論語 閔子騫、親を諌めるのも孝行!それを行った弟子 閔子騫びんしけん(前536〜?)、 魯ろ国の人。 言葉は少なく、 欲もなく、 役人になる気持ちも 薄かったので、 孔子は 大夫に仕えず、 汚君の禄を食まず 『史記』仲尼弟子列伝 と彼を称賛した。 孔子より十五歳わかく、 孔子の弟子の中で最も優れた 孔門十哲こうもんじってつの一人で 聖門せいもんの四科しかでは 徳行とっこ...
論語 仲弓、孔子が絶賛!才知と仁徳を備えた弟子 仲(ちゅう)弓(きゅう) (前522〜?) 魯ろ国の人。 身分の低い家の出身だったが、 学を好み、度量が大きかった。 孔門十哲こうもんじってつの一人で、 徳行とっこうがあり、 孔子絶賛の 才徳(さいとく)兼備(けんび)の弟子であった。 才徳(さいとく)兼備(けんび)とは すぐれた才知、 つまり才能と知恵があり その...
論語 顔回、貧しく短命だった孔子の最も自慢の弟子 顔回がんかい(前521〜前481)字は子淵しえん、 魯ろ国の人。 顔淵(がんえん)ともいう。 孔子より三十歳わかかった、 孔子の弟子の中で最も優れた 孔門十哲こうもんじってつの一人で さらに 孔子の弟子には 徳行とっこう、政事、言語(弁舌べんぜつの才)、文学の 聖門せいもんの四科しかに分けられていて 顔回がんかいは徳行...
論語 冉伯牛、伝染病にかかった最長老の弟子 冉伯牛ぜんはくぎゅう、魯ろ国の人。 仲弓ちゅうきゅうと同族で、 徳行とっこうを以て称えられ、 孔門十哲こうもんじってつの一人 性格はしっかりとしていてまじめ、 思ったことははっきり言い、 学習は理論的で細かく、 人に対応するのが上手かった。 孔子が魯ろの司寇しこうだった時に、 中都の長官になったことがあるが、 孔子に従...
仏教 釈迦とは、お釈迦様?釈迦牟尼?その生涯と思想 本名はゴータマ・シッダールタ シャーキャ族(釈迦族)の王子です。 ゴータマは姓、シッダールタは名です。 お釈迦様とは、彼が出家して、悟りを開き、 聖人になったことで呼ばれた敬称です。 また、彼がバラモンの苦行者くぎょうしゃであったときには、 シャーキャムニ(釈迦牟尼しゃかむに)=釈迦族の聖者と呼ばれ、 成道じょうどう後...
仏教 祇園精舎とサンガ、そして入滅 サールナートに近い ヴァラナシ(ベナレス)は、 交易と商業の町として 非常に栄えていました。 ここにヤサという 豪商の息子がいました。 たいそう裕福であったので、 夏の涼しい別荘、 冬の暖かい別荘 雨季の清潔な別荘を持ち、 美女と美食と、 まばゆい宝石と装飾品に囲まれ、 贅沢の限りを尽くした 生活を送っていたのです。...
仏教 四苦八苦、八正道、四聖諦を説いた初転法輪 ”成道じょうどう”を遂げた 仏陀ブッダ(釈尊)は、 以後21日間、 黙然と坐禅を続け、 悟った”真理”をひとり味わい、 楽しんでいた。 そして そのまま衆生しゅじょうに 伝道することなく、 入滅にゅうめつするつもりでいました。 【入滅にゅうめつ】とは、 肉体からも完全に 開放された状態で、 生死を超越した境地 (永遠の...
仏教 諸行無常、諸法無我、涅槃など釈迦の思想を解説 ”成道じょうどう”を遂げた 仏陀ブッダ(釈尊)は、 以後21日間、 黙然と坐禅を続け、 悟った”真理”をひとり味わい、 楽しんでいた。 そして そのまま衆生しゅじょうに 伝道することなく、 入滅にゅうめつするつもりでいました。 【入滅にゅうめつ】とは、 肉体からも完全に 開放された状態で、 生死を超越した境地 (永遠...
仏教 仏教誕生の核心、縁起と十二因縁を知る降魔成道 ”シャーキャ族”の王子 シッダールタ(釈迦)は、 何一つ不自由のない生活を捨て 生死の問題を 根本的に解決するために 出家をした。 しかし、この時代は 正統バラモン教を否定し さまざまな修行者が 独自の思想を思うがままに 展開していたのである。 シッダールタ(釈迦)は、 いかにして独自の悟りに至ったのか 仏教誕生の核心...
仏教 輪廻とは、カルマとは、四門出遊による苦と出家 シュッドーダナ(浄飯王じょうぼんのう)は、 シッダールタ(釈迦)が成長するたびに アシタ仙人の言葉を思い出し、不安になった。 アシタ仙人 この子には2つの道があります。 アシタ仙人 1つは偉大な帝王になること アシタ仙人 そしてもう1つは 全人類が救われる 『仏陀(ブッダ)』になることです。 そして、 シッダールタ(釈...