ヨーロッパ映画 ノン、あるいは支配の空しい栄光_戦争を描いて、これほど空しい映画はない 『ノン、あるいは支配の空しい栄光』(1990)は、 1990年に製作され ポルトガル、スペイン、フランス合作 110分の作品。 マノエル・ド・オリヴェイラ監督の 代表作の1つとして知られ、 カンヌ国際映画祭でも評価された作品です。 戦争映画なのに、 観ていて興奮しない。 敵を倒す爽快感もない。 英雄の勇ましさに 胸が熱...
ヨーロッパ映画 映画『階段通りの人々』(1994)一つの「箱」が、貧しい街の欲望を暴き出す 映画『階段通りの人々』は、 ポルトガルの巨匠 マノエル・デ・オリヴェイラ監督(当時84歳) の作品で、 リスボンの貧民街「階段通り」を舞台に、 盲目の老人とその周囲の人々を描く群像劇です。 原題は『A Caixa』で、 「箱」あるいは「募金箱」を意味します。 実はオリヴェイラ監督は 演劇界でも巨匠なんですね。 作家プ...