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FIFAワールドカップ26・ベスト8の商業的シナリオで決勝に出る国がわかる?

スポーツ

​「FIFA(世界サッカー連盟)」は、
この大会全体でなんと
130億ドル(日本円で約2兆円以上!)という、
とんでもなく大きなお金を稼ぐことを目標にしています。

この目標を達成するために、
一番大切になってくるのが
ベスト8(準々決勝)からの戦いです。

実は、
スタジアムに用意された
豪華な「VIP席」はすでに
60万席以上が売れていて、
そのうち40%は
大きなお金を持つ
会社の社長さんやVIPたちが買っています

今回は、
ベスト8に残った国々が勝ち進むと、
FIFAにとって
どれくらいビジネス的に
おトクなのかを分かりやすく解説します。

純粋なサッカーの強さだけでなく、
「スタジアムにお客さんがたくさん入るか」
「有名なスポンサーが喜ぶか」
「どれだけ注目されてお金が動くか」
という3つのポイントから、
FIFAにとっての「商業的勝ち率(CVP)」を計算してみました!

​ワールドカップでお金が動く「3つの仕組み」

​まずは、
ワールドカップで
どうやって大きなお金が動いているのか、
3つのポイントに分けて説明します。

​1. スタジアムのお客さんとVIP席

​準々決勝が行われる
アメリカのスタジアムは、
どれも
プロアメフト(NFL)のチームが
使っている超巨大な場所ばかりです。

席数が多いのはもちろん、
部屋のようになっていて
食事も楽しめる
「豪華なVIPルーム」がたくさんあります。

世界的に人気が高くて、
お金をたくさん使ってくれる
ファンの多い国が勝ち進むほど、
このVIP席の価値はさらに跳ね上がります。

​2. スポーサー企業とスーパースター

​アディダス(スポーツブランド)、
コカ・コーラ(飲み物)、
Visa(カード)といった、
みんなも知っている超大企業が
FIFAの公式スポンサーとして
大金を払っています。

フランスのエムバペ選手や、
アルゼンチンのメッシ選手のような
世界的なスーパースターが試合に出続けると、
テレビを通して
スポンサーのロゴが
世界中の人の目に触れるため、
広告としての価値が何倍にも膨らみます。

​3. ブックメーカー(勝敗予想)とテレビ放映権

​世界中の人が
「どちらの国が勝つか」を予想してお金を賭ける
「ブックメーカー」も、
大会を盛り上げる大きなビジネスです。

FIFAも公式のベッティングブランドと協力して、
試合のデータを届けたり、
ネットで試合を見られる権利を売ったりして
お金を稼いでいます。
人気の高いチーム同士が対戦するほど、
賭けられるお金やテレビの視聴率も一気に高くなります。

どっちが勝つとおトク? ベスト8・対戦カード別分析

​それでは、
準々決勝の4試合について、
どちらのチームが勝つと
FIFAにとってビジネス的に嬉しいのかを分析します。

第1試合:フランス vs モロッコ

​会場:ボストン・スタジアム
(ジレット・スタジアム/収容人数:約65,800人)

​フランスには、
世界一のスター選手である
キリアン・エムバペ選手

(なんと彼の価値は約2億3100万ドル!)
がいます。

エムバペ選手のような「主役」が
次の準決勝に進むことは、
世界中のテレビ局や
スポンサー企業にとって絶対に外せないシナリオです。

一方のモロッコは、
アフリカやアラブ地域で
絶大な人気を誇るカッコいいチームですが、
世界中から集まるお金の量を比べると、
フランスが勝つ方が
FIFAにとっては
「ビジネスが大成功する安全なルート」になります。

フランス2-0モロッコ

商業的勝ち率の算定

チーム 競技的突破率  商業的適合指数  総合的勝利期待値  商業的勝ち率 
フランス

80.4% 

95 / 100

0.7638 85.3%
モロッコ

24.4% 

54 / 100

0.1318 14.7%

​第2試合:スペイン vs ベルギー

​会場:ロサンゼルス・スタジアム
(SoFiスタジアム/収容人数:約70,240人)

​この試合が行われるスタジアムは、
建設費に55億ドル(日本円で約8000億円!)もかかった、
世界で一番豪華でVIP席のチケットがめちゃくちゃ高い場所です。

ここで注目されるのが、
スペインの18歳の天才、
ラミン・ヤマル選手です。

彼の価値はエムバペ選手と同じ
約2億3100万ドルと言われています。

若くてキラキラした
スペイン代表が勝つことは、
コカ・コーラやヒョンデ(車)などの
スポンサーが若者向けにアピールする上で、
最高のチャンスになります。

ベルギーも強いですが、
スター選手の引きつける力
(コマーシャル力)の差で、
スペインの商業的勝ち率が圧倒的になりました。

スペイン2-1ベルギー

商業的勝ち率の算定

チーム 競技的突破率  商業的適合指数  総合的勝利期待値  商業的勝ち率 
スペイン

78.7% 

92 / 100

0.7240 87.2%
ベルギー

26.3% 

40 / 100

0.1052 12.8%

第3試合:ノルウェー vs イングランド

​会場:マイアミ・スタジアム
(ハードロック・スタジアム/収容人数:約65,300人)

​この試合は、
ゴールを量産するノルウェーの
「怪物」エルリング・ハーランド選手と、
イングランドの「若き英雄」
ジュード・ベリンガム選手の超ドリーム対決です。

ハーランド選手の人気も凄まじいですが、

イングランド代表というチーム自体が持つファンの数や、
サポーターが旅行でお金を使って
Airbnb(宿泊サービス)などに
泊まってくれる経済効果は桁違いに大きいです。
世界中のテレビの前のファンを惹きつけ、
たくさんの賭け金を動かすパワーという点でも、
イングランドの勝利が望まれています

イングランド2-1ノルウェー

商業的勝ち率の算定

チーム 競技的突破率  商業的適合指数  総合的勝利期待値  商業的勝ち率 
イングランド

69.2% 

88 / 100

0.6090 69.8%
ノルウェー

31.2% 

84 / 100

0.2621 30.2%

第4試合:アルゼンチン vs スイス

​会場:カンザスシティ・スタジアム
(アローヘッド・スタジアム/収容人数:約76,416人)

​ここは
「世界一観客の声がうるさいスタジアム」
としてギネス記録を持つ、
ものすごく熱い場所です。

この大舞台で戦うアルゼンチンには、
サッカー界の生きる伝説、
リオネル・メッシ選手がいます。

メッシ選手は今大会すでに8ゴールを挙げており、
これまでのワールドカップの歴史で
一番点を決めた選手になりました。
メッシ選手のユニフォームの売れ行きやテレビの視聴率、
ネットでの注目度は世界一です。
もしここで、
スター選手の少ないスイスが勝ってしまうと、
大会後半の盛り上がりが一気に下がってしまうため、
FIFAにとっては
「絶対にアルゼンチンに勝ってほしい!」
というのが本音です。

アルゼンチン3-1スイス

商業的勝ち率の算定

チーム 競技的突破率  商業的適合指数  総合的勝利期待値  商業的勝ち率 
アルゼンチン

71.4% 

100 / 100

0.7140 91.9%
スイス

22.2% 

28 / 100

0.0622 8.1%

準決勝・決勝の「お金が一番稼げる黄金シナリオ」

​もし、商業的勝ち率(CVP)の高い
「フランス」「スペイン」
「イングランド」「アルゼンチン」が勝ち上がると、
次のようなスポーツビジネス史上、
最も豪華な夢の組み合わせが完成します!

​準決勝第1試合:フランス vs スペイン

エムバペ選手とヤマル選手による、
これからのサッカー界を背負って立つ
「新旧の怪物対決」です。

スポンサーのアディダスも、
両国にユニフォームを提供しているので
最高の宣伝になります。

フランス3-1スペイン

​準決勝第2試合:アルゼンチン vs イングランド

メッシ選手とベリンガム選手という、
バロンドール(世界最優秀選手)級の
超有名選手がぶつかります。

コカ・コーラやマクドナルドのCMも
世界中でめちゃくちゃ流れることになります。

アルゼンチン1-1イングランド
       ( PK 4-2 )

決勝戦:フランス vs アルゼンチン

前回大会(2022年)の決勝戦と同じ組み合わせです!
メッシ選手がもう一度王者に輝いて引退するのか、
それともエムバペ選手が新しい王として君臨するのかという、
映画のような最高のストーリーで、
世界中で25億人以上の人がテレビを見る大ヒットイベントになります。

​まとめ

​サッカーファンとしては、
「そこまで有名じゃない国が強い国を倒す
(ジャイアントキリング)」
という奇跡が一番ワクワクします。

​しかし、
ワールドカップを運営してたくさんのお金を動かし、
スポーツビジネスとして大成功させるという目線で見ると、
フランス、スペイン、イングランド、アルゼンチンのような
「世界中にファンがいて、超有名なスーパースターがいる大国」
が順当に勝ち進むことこそが、
FIFAやスポンサー企業にとって一番ハッピーな
「黄金のロードマップ」なのです。

 

 

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