FIFAワールドカップ2026は、
アメリカ、カナダ、メキシコの
3カ国による共同開催、
そして史上初の48カ国参戦という
壮大なスケールで幕を開けました.
もう、第1節から
フットボール界の勢力図を
塗り替えるような激動の展開を見せています。
全12グループによる
104試合という
長大な旅路のスタートダッシュにおいて、
伝統的な強豪国が
新興国の組織的な抵抗に遭って
勝ち点を落とす一方、
世界のフットボールシーンを
牽引する絶対的なエースたちは
格の違いを見せつけるなど、
明暗がくっきりと分かれる結果となりました。
開幕戦のメキシコ対南アフリカ戦は、
序盤9分にホセ・キノネスが先制弾、
67分にラウール・ジメネスが追加点を挙げて
メキシコが2-0の勝利を収めました。
試合は副審判判定への抗議から、
南アフリカが2枚目のレッドカードを受ける荒れ模様に。
8万人超のアステカ・スタジアムは熱気に包まれましたね。
翌日、
アメリカは開幕戦でパラグアイを4-1で圧倒。
前半にダミアン・ボバディージャの
オウンゴールで先制し、
フォラリン・バロガンが31分と
前半終了間際に2ゴールを奪った。
後半にはパラグアイが1点を返したが、
マウリシオをかわしてレイナ
が延長後半8分にトリヴェラ弾を決めました。
カリフォルニア・ロサンゼルスの
ソフィー・スタジアムには7万人超が詰めかけ、
大声援が響きました。
6月18日には強豪同士の一戦、
イングランド対クロアチアが
アーリントンのダラススタジアムで行われ、
イングランドが4-2で勝利。
ハリー・ケインが2得点、
ジュード・ベリンガムと
マーカス・ラッシュフォードもゴールを挙げ、
約7万人の観衆が興奮しました。
やはり、イングランドは
この前の日本代表戦とは違ってましたね。
これがワールドカップ
何が起きるかまったくわかりません。
そして、
ポルトガルはコンゴと1-1で引き分け。
先制したジョアン・ネヴェスの
ゴールをコンゴのウィッサがヘッドで返し、
ロナウドはPKを外して得点できず苦戦しましたね〜。
開幕戦の大番狂わせとなったのは、
スペイン対カーボベルデ戦です。
欧州王者スペインは
約75%のポゼッションを誇り
27本のシュートを放ったが、
相手GKヴォジーニャの
連続セーブに阻まれ得点できず。
ヴォジーニャの前に
スペインの攻撃はことごとく跳ね返され、
彼は最終的にマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。
3万4000人超が詰めかけた
メルセデス・ベンツ・スタジアムは
最後までカーボベルデの歓声に包まれましたね。
グループCでは
ブラジル対モロッコ戦が行われ、
イスマエル・サイバリの先制ゴールに
ヴィニシウス・ジュニオールが
すぐさま同点弾を返して
1-1の痛み分けに終わりました。
これね〜、ブラジルはどうなんでしょう?
同じ日の
スコットランド対ハイチ戦は
1-0でスコットランドが勝利し、
ジョン・マクギンのゴールで開幕白星を飾った。
いずれの試合も各地で満員の観客を集め、
北米開催ならではの熱狂が初日から示されましたね。
40歳GKヴォジーニャ:スペイン撃退の守護神
今大会の第1節において、
世界中に最大の衝撃を与えたのが、
初出場のカーボベルデ代表が
優勝候補のスペイン代表を相手に、
歴史的な0-0の完封劇でした。
支配率で圧倒し、
27本ものシュートを浴びせかけた
スペインの攻撃陣を前に、
アトランタのピッチで
奇跡とも言える
セービングを連発したのが、
カーボベルデのベテランGK
ヴォジーニャ
(本名:ジョジマール・ジョゼ・エヴォラ・ディアス)。

ヴォジーニャは
1986年生まれの40歳であり、
W杯史上において
「自国の初出場試合に出場した最年長選手」
という不滅の記録を打ち立てましたね。
彼の経歴はエリートとは程遠い。
プロキャリアをスタートさせたのは
25歳となった2012年であり、
その後はアンゴラ、モルドバ、
ポルトガル、キプロス、
スロバキアといった欧州の
中堅・マイナーリーグを転々としてました。
現在は
ポルトガル2部のシャヴェスに所属しており、
まさに泥にまみれながら
夢を追い続けてきたベテランが、
フットボール界最高の舞台で
一世一代の輝きを放ったのです。
スペイン戦でのヴォジーニャは、
驚異的な反射神経と
老獪なポジショニングで
7本に及ぶ決定的な枠内シュートを
ことごとく阻止し、
文句なしの
マン・オブ・ザ・マッチに選出されました。
試合データを見ると、
スペイン側は7本の枠内シュートを放っており、
大学の分析チームは
カーボベルデ敗戦の期待値を
高く見積もっていたにもかかわらず、
ヴォジーニャが早い判断で
6本のクロスをキャッチするなど
すばらしい活躍でしたね。
試合終了のホイッスルの瞬間、
ヴォジーニャはゴール前でうずくまり、
大粒の涙を流しました。
その涙の裏には、
彼を育て上げ、
この晴れ舞台を見る前に他界した
最愛の祖父母への思い、
そして
スタジアムに来られなかった
母親への深い葛藤があったのです。
アメリカへの入国ビザ取得に必要な、
約15,000ドルに達する
保証金制度の壁や
資金不足、煩雑な手続きが障壁となり、
最愛の母をアトランタに招待することが
できなかったのです。
この胸を打つバックストーリーと
ピッチでの神がかり的な活躍は、
SNSを通じてまたたく間に世界中へ拡散されました。
彼のInstagramアカウントのフォロワー数は、
試合前のわずか5万人から数日足らずで
240万〜500万人規模へと急上昇し、
今大会で最も愛される
「アンダードッグの象徴」として
その名を歴史に刻むこととなったのです。
スペイン&ブラジルの現在:クリロナ&ネイマールは輝けるか?
スペイン代表は近年、
ユーロ2024を制した
新世代中心のチームへと生まれ変わりました。
デ・ラ・フエンテ監督は
年齢や所属クラブにこだわらず才能を起用し、
「情熱」がキーワードと宣言。
ティキタカを継承する攻撃陣は豊富だが、
一方でロドリをはじめ中盤の負傷離脱が目立ちます。
特にミッドフィルダーの
ロドリは2024年9月にACL断裂と報じられており、
長丁場のトーナメントを考えれば不安材料なんです。
セントラルFWはオヤルサバルやトーレスなどがいるが、
世界トップ級とは言い難く、
スペインの「9番問題」を指摘する声もあります。
ブラジル代表は歴史的に屈強だが、
若手の台頭と同時にリーダー不在も指摘されています。
34歳ネイマールについては、
元代表GKヴェローゾが
「レッドブル・ブラジル戦でさえ活躍できず、
トップスコアラーのジョアン・ペドロを
落選させるのは“非常識”」
と厳しく批判。
一方でヴェローゾは
「チームに個性やカリスマ性のある選手が
いない現状で、
ネイマールの起用はファンに希望を与えた」
とも評しており、指揮官アンチェロッティは
「100%の状態なら代表に呼ぶ」
とコンディション次第で扱いを明言していました。
本人は代表復帰決定の夜に
「この喜びは苦労の価値があった」
と涙ながらに語り、
周囲の批判を跳ね返す覚悟を示した。
この前の日本代表戦を観て、
正直、
ブラジルは弱くなったと思いました。
やはり、
今やストリートサッカーが
出来ない環境で育った世代ですから、
個人技がイマイチ!
勿論、
日本代表も強くなったのは事実ですが、
それでもブラジルは圧倒的に弱くなったな〜
と思ったのです。
それを考えると、
やはり
ネイマールの活躍がポイント!
ネイマール復帰の前線は熱視線が注がれており、
新旧メンバーが融合する今大会でどんな貢献を見せるか注目です。
クリスティアーノ・ロナウド(41)は
6度目で最後のW杯に挑ます。
彼はEUROやネーションズリーグで
ポルトガルを悲願のタイトルに導いてきたが、
ワールドカップでは未だ頂点を逃してる。
「以前のような世界最高のパフォーマーではない」としつつも、
「母国にとって数十年ぶりの
最強世代に囲まれており、
苦い結果を払拭するのが目標」
と位置付けています。

コンゴ民主共和国との初戦に先発し、
W杯最年長先発出場記録(フィールドプレーヤーとして)
を樹立したロナウドだが、
そのパフォーマンスは極めて厳しい評価に晒された。
⚽ゴール前
味方
「ロナウド!絶好のパスだ!」
ロナウド
「きたーーー!!」
シュート!
スカッ…
ボール
「ヒューン」
コンゴGK
「ありがとう!」

⚽再びチャンス
ロナウド
「今度こそ決める!」
味方
「そこじゃない!スペース空けて!」
ロナウド
「俺が打つ!!」
結果…
DFにブロック!
ティエリ・アンリ(解説)
「それ、味方の邪魔しちゃったね…」

90分フル出場を果たしながら、
ボールタッチ数はワーストクラスの25回、
枠内シュート数はまさかのゼロに終わり、
ポルトガルは格下を相手に1-1で引き分けた。

これでロナウドの
主要国際大会における
無得点試合数は「10」に達している。
元フランス代表の
ティエリ・アンリは、
テレビ放送の分析において
「チームがスコアを動かすべきであり、
個人のエゴが優先されてはならない」と
ロナウドのプレーを選択的に批判した。
アンリは後半、
ジョアン・カンセロからのクロスボールに対し、
本来後方でフリーだった
ブルーノ・フェルナンデスのコースを
ロナウドが遮るようにダッシュし、
チャンスを不意にした場面を詳細に解説した。
対戦したコンゴ民主共和国の
MFンガライェル・ミカウが
「ロナウドは以前のような脅威ではない。
年齢的な衰えは否めない」
とコメントした通り、
対戦相手から受けるリスペクトも変化している。
試合終了のホイッスルの瞬間、
スタジアムを埋め尽くした
サポーターへの感謝の巡回に加わらず、
一人で険しい表情のままピッチを去った
ロナウドの姿は、
彼を取り巻く戦術的な歪みを象徴している。
世界最高対決!メッシ vs エムバペ vs ハーランド
大会直近のパフォーマンス比較で最注目は、
世界の3大エース。
アルゼンチンの
リオネル・メッシ(36)は

前回W杯で7ゴール・3アシストをマークし、
悲願の優勝&大会MVP(金ボール)を獲得。
リーグ戦では
インテル・マイアミで2023シーズンに
トロフィーを獲得し、ゴールを量産中だ!
メッシはハットトリックという
神がかり的な決定力を見せ、
大会最年長記録を樹立するとともに、
ついに
ワールドカップ歴代最多得点記録の
頂点に手をかけた。
フランスの
キリアン・エムバペ(23)は

W杯2022で8ゴールの得点王に輝き、
現在はフランス代表史上最多得点(14)に到達している。
クラブでも
2022-23シーズンに
35試合29得点(リーグ)を記録し、
2023-24シーズンも得点王争いを演じている。
エムバペは
セネガル戦の前半こそ沈黙したものの、
後半に一瞬の加速で相手キャプテンの
カリドゥ・クリバリを置き去りにして
先制弾をマークした。
さらに終了間際には
30ヤードの距離から
ゴールネットに突き刺さる強烈な一撃を叩き込み、
セネガルの追撃を断ち切った。
ゴール後、
指を両唇にあてて
「フルートを吹く真似」をしたが、
これは開幕前に
アメリカのトーク番組で
約束したジェスチャーであり、
その大物ぶりと遊び心を
存分に見せつける形となった。
ノルウェーの重戦車
アーリング・ハーランド(25)は

マンチェスター・シティで圧倒的な得点力を示し、
2022-23シーズンは
公式戦54試合52得点という記録を打ち立てた。
昨季も45試合38得点を挙げ、
欧州最強ストライカーの地位を不動のものにしている。
ハーランドは、
イラク代表を圧倒的なフィジカルと
破壊的なシュート精度で粉砕し、
初出場国でありながら
強烈なプレッシャーがかかる
デビュー戦において
最高の形で結果を残した。
この若き二大巨頭と、
不滅のレジェンドである
メッシによる得点王レースは、
今後の決勝トーナメントに向けた
最大の推進力となることは確実である。
最後に
FIFAワールドカップ2026の
グループリーグ第1節は、
強豪国と新興国の境界線が
完全に希薄化したことを物語る結果となった。
カーボベルデのGKヴォジーニャが
アトランタで演じたクリーンシートや、
コンゴ民主共和国が
ポルトガルのスター軍団を追い詰めた戦いは、
緻密に練られたディフェンスシステムと
フットボールへの渇望があれば、
過去の実績を無力化できるという
新たな戦術的テーゼを提示している。
同時に、
メッシやエムバペのように
個人で局面を打開する
絶対的エースの存在こそが、
戦術の限界を突破する
究極のソリューションであることも
再確認しましたね。


