西洋絵画論 テニス・コートの誓い_フランス革命Ⅰ 歓喜の絵です。 そして 理想の絵です。 ここでは、 議会政治のもとで 立憲君主政という政体を樹立した 新しいフランスが描かれています。 しかし、 未完に終わっています。 なぜって? この絵の通りにならなかったからです。 逆に 血で血を洗う フランス革命になっていまいました。 一体、 「テニス・コートの誓い」とは 何なの...
西洋絵画論 息子の遺骸を迎えるブルータス_ルイ・ダヴィッド この絵を見て まず目が行くのは、3人の女性です。 そして、 女性が差し出す手の先に 担架たんかで運ばれてる足 その下に くらい場所で 一人の男が こちらを見て座っています。 この絵のタイトルは 「息子の遺骸いがいを迎えるブルータス」 または 「ブルータスの邸に 息子たちの遺骸いがいを運ぶ警士たち」 です。 そう、 暗...
西洋絵画論 施しを受けるベリサリウス_ルイ・ダヴィッド この絵は、 タイトルの通り 通りがかりの女性が ベリサリウスに 施しを与えています。 そして、 女性の背後で 兵士が驚いているのです。 何故、 兵士が驚いているのでしょうか? そもそも ベリサリウスとは どんな人物なのでしょう。 ベリサリウスは、 東ローマ帝国の将軍であり、 6世紀の ビザンツ帝国で 最も偉大な 指導...
西洋絵画論 マルスとミネルヴァの戦い_ルイ・ダヴィッド 鎧を着た女性が 今でも男性に止とどめを刺そうとしています。 男性は ”うっ、やられる”っと 焦っている様子。 この絵のタイトルは 「マルスとミネルヴァの戦い」です。 マルスは、 今でも やられそうな男性の方で ミネルヴァは、 止とどめめを刺そうとしてる 女性の方です。 マルスは、 古代ローマの軍神です。 でも、 ギリシ...