仏教 禅とは、禅の基本『四聖句』と『十牛図』とは 「禅」とは、 古代インドのサンスクリット語、 「ドフヤーナ」に由来しています。 ドフヤーナは 瞑想(めいそう) 静観(せいかん) 思念(しねん) などという意味で、 ある対象に意識を集中して、 それに没頭していく行法のことをいいます。 お釈迦様が菩提樹ぼだいじゅの下で坐禅を組み 「われは悟りを得るまで、この座を立たず」...
日本仏教 臨済宗_明庵栄西その公案と茶道、十五寺派 禅とは ブッダが悟りを開いた坐禅によって 人間が本来もっている仏性を 追体験しながら、目覚めさせる教えである。 理論ではなく すべて経験なので 師は弟子に以心伝心によって 教えを伝える。 そのための手段として 坐禅だけではなく 公案(禅問答)などがある。 また 明菴栄西は 喫茶の法を普及させた。 その伝統は 一休さんや...
日本仏教 曹洞宗_道元の正法眼藏と只管打坐、即心是仏とは 曹洞宗の開祖 道元は ただひたすら坐禅に打ち込む 『只管打坐しかんたざ』 を実践とした。 この『只管打坐しかんたざ』に 専念することによって 身も心も一切の束縛から 解き放たれる瞬間が 訪れるとされる。 この瞬間を 『心身脱落しんしんだつらく』といい 悟りの境地とした。 また、 曹洞宗の教えとして 「修証義しゅしょうぎ...
日本仏教 黄檗宗_隠元と黄檗の梵唄、普茶料理 中国の 黄檗山万福寺おうばくさんまんぷくじを 日本にもたらした 隠元 彼の教えは、 坐禅行(ざぜんぎょう)だけでは なかった。 往生(おうじょう)浄土や念仏などの 浄土教教義 真言陀羅尼(しんごんだらに)などの 密教的要素 などを、あわせて説いていたのだ。 彼の誦経(ずきょう)は、 その独特な節廻(ふしまわ)しで 「黄...