日本仏教 親鸞の教えの極意!教行信証と悪人正機説 何故!親鸞は、 「浄土三部経」とくに 『無量寿経』を重要視したのか? それは 浄土真宗の根本聖典とされている 『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』 で明らかにされているという。 そして、何故 『悪人正機(あくにんしょうき)』では 罪を犯した悪人でも、 浄土での往生(おうじょう)が可能であると 説いたのか? ここでは、...
日本仏教 浄土真宗_非僧非俗の親鸞と真宗十派 「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」 を唱えることによって 浄土(じょうど)に 往生(おうじょう)できるとした 浄土宗の開祖・法然(ほうねん) その弟子の親鸞(しんらん)は 往生のきっかけを「信」におき、 阿弥陀仏(あみだぶつ)を信心したときに、 すでにその人は往生(おうじょう)し、 成仏(じょうぶつ)できると説いた。 ...
日本仏教 浄土宗_法然の極楽浄土で生まれ変わる南無阿弥陀仏 平安末期から鎌倉時代初期まで 「仏教が衰え、世の中が乱れる」という “末法(まっぽう)思想”が日本中に広まっていた。 これを憂(うれ)えた法然(ほうねん)は、 出家者でなくても、誰でもが ”阿弥陀仏(あみだぶつ)”の誓いを信じ、 それにすがることによって死後、 浄土(じょうど)に生まれて さとりを開くことができるとする...
日本仏教 融通念仏宗_良忍と十一尊天得如来と万部おねり ひとりの念仏は すべての人のためにあり、 すべての人の念仏は ひとりのためにある。 互いに融通し合って、 極楽浄土がかなう こう説いた 融通念仏宗の開祖 良忍 天台宗だった良忍は 比叡山を去り 凄まじい修行のはてに 融通念仏を唱えた。 良忍が唱える声明は 芸術的で邦楽の元祖だという。 それは一体どんなものだったのか? ...
日本仏教 時宗_その踊り念仏の一遍とは 一遍が念仏を唱えながら全国各地を 布教のために遊行(ゆぎょう)して 歩いたところから “遊行宗(ゆぎょうしゅう)”とも呼ばれている。 開祖 浄土宗西山(せいざん)派 一遍いっぺん(1239~1289) 十歳で出家 法然の孫弟子・ 聖達(しょうたつ)の弟子となり 約10年の修行をした。 この期間 “浄土教”を学ぶ。 ...