「イーゼンハィム祭壇画」の、 第1面 その中央に 今回の絵があります。 「キリストの磔刑」です。 聖書の内容は こうなっています。 午前9時ごろ ゴルゴダの丘に辿りついた キリストは、裸にされ、 手足に杭を打ち込まれた。 そして二人の盗賊と共に 十字架にかけられた。 キリストの頭上には 「ユダヤ人の王イエス」 という罪...
西洋絵画論
西洋絵画論の記事一覧
「イーゼンハィム祭壇画」の、 第2面 その右側に 今回の絵があります。 日曜日しか公開しないものです。 キリストが見せた最後の軌跡 「キリストの復活」です。 その内容はこうです。 十字架に磔られ、 亡くなったキリストが 復活し、 弟子たちに 世界中に福音を伝える伝道師になり、 洗礼を授けなさい と使命を与え、 40日後...
イーゼンハイム祭壇画の 第2面中央 にある2枚の絵 「天使の合奏」 と 「聖母子」 それぞれ単体で見ていましたが 絵の説明が出来ません。 まあ、「聖母子」は わかりますけど、、 問題は 「天使の合奏」の方です。 ただ天使が合奏しているだけで まったく絵の意味が読み取れません。 そこで、 イーゼンハィム祭壇画の 第1面 ...
「イーゼンハィム祭壇画」の、 第1面 その左側に 今回の絵があります。 「聖セバスティアヌスの殉教」です。 聖セバスティアヌスは 聖セバスティアノまたは 聖セバスチャンとも言われています 聖セバスチャンなら 聞いたことありますね。 彼の絵画は、 柱に体を縛り付けられ 矢を射られた姿です。 ボッティチェッリや エル・グ...
「イーゼンハィム祭壇画」の、 第2面 その左側に 今回の絵があります。 日曜日しか公開しないものです。 『新約聖書』の幕開けである 「受胎告知じゅたいこくち」。 イエス・キリスト誕生を 告げる運命的なシーンですね。 「ルカ福音書」によれば、 ナザレに住む 処女マリアのもとに 天使ガブリエルが現れて、 処女マリアが ...
ルネッサンス期のドイツ画家 マティアス・グリューネヴァルトの代表作 「イーゼンハィム祭壇画」は、 フランス・アルザス地方の小さな村 イーゼンハィムにありました。 それで 「イーゼンハィム祭壇画」 と言うんですね。 アルザス地方は、フランス領になったり ドイツ領になったりと複雑な場所でした。 祭壇画とは、 キリスト協会の...
マティアス・グリューネヴァルト (1470-74~1528年) 本名ではありません。 本名は マティス・ゴットハルト またはニートハルトです。 マティアス・グリューネヴァルトでは ないんですね~。 しかし、 美術史や美術館の展示では マティアス・グリューネヴァルトに なっているので ここでも、その名で紹介します。 彼の...
晩年になったミレイは、 子どもを題材に たくさんの絵を描きました。 この 「午後のお茶(おしゃべり)」 もそうです。 そんな 子どもを題材にした 絵の中で イギリス中の人々に 愛されるようになった作品が 今回の絵 「シャボン玉」です。 この絵はもともと 「子どもの世界」 というタイトルで テーマも人生の儚(はかな)さ...
この絵は エリザベス朝の有名な 探検家ウォルター・ローリー の少年時代を描いています。 ウォルター・ローリーは 長身の美貌で 女王エリザベス1世の 寵臣ちょうしん(寵愛ちょうあいを受けている家来)に抜擢され、 続々と恩賞を与えられていたそうです。 そして、 自前の帆船「ローリー号」を新造して 北米大陸の最初の入植を試...
2人の男の子が 周りを見渡しながら 恐怖に慄おののいています。 そう、 この絵には イングランドの 忌いまわしい歴史を 顕あらわにした絵だったのです 時は1483年 イングランド国王 エドワード4世は 40代の若さで 急死しました。 エドワード4世には 2人の男の子と 5人の女の子がいます。 王位は 12歳の長男、 ...
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