自転車泥棒_ヴィットリオ・デ・シーカ

この映画のラストは
衝撃でした。
今でも忘れられません。
ネオレアリズモの代表作ですね。

ネオレアリズモには
明確な定義ありません。
でも、
マーティン・スコセッシ監督は
こう言っています。

ネオレアリズモ
単なるジャンルや様式ではない ~

~ イタリアの現状を
世界に伝える運動だ。 

ドキュメンタリーと
フィクションの壁を除き 

映画制作の技法を変化させた。

自転車泥棒_ヴィットリオ・デ・シーカ

戦後のイタリアです。

生きるのに必死です。

映画界も苦しく、
立派なセットや
役者を使う余裕もありません。

そこで素人を使いました
そう
実際に生活で
苦しんでいる人々を
そのまま表現したのです。

だからリアルなんです。

世の中が悪い、
だからといって
自分も悪いことをしてしまうと
一生後悔します

ささいなことです、
気持ちもわかります。
しかし
悪いことは悪いのです。
どうしようもない現状
無力さや情けなさが心に刺さります。

 

あらすじ

第二次世界大戦後の
イタリア、ローマ。

2年間職に就けなかった
アントニオ・リッチは、
職業安定所の紹介で
役所のポスター貼りの仕事を得る。

仕事に就くためには
自転車が必要だと言われるが、
生活の厳しいアントニオは
自転車を質に入れていた。

妻のマリアが
家のベッドのシーツを質に入れ、
その金で自転車を取り戻す。

新しい職に浮かれるアントニオを見て、
6歳になる息子のブルーノも心を躍らせる。

ブルーノを自転車に乗せ、
意気揚々と出勤するアントニオ。

しかし仕事の初日、
ポスターを貼っている最中に
自転車を盗まれてしまう。

警察に届けるも
「自分で探せ」と言われる始末。

自転車がなければ職を失う。

新しい自転車を買う金もない。

アントニオは自力で自転車を探し始める。

ウィキペディア(Wikipedia)》より

 

自転車泥棒_ヴィットリオ・デ・シーカData

1948年 イタリア
監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
出演 ランベルト・マッジォラーニ
エンツォ・スタヨーラ
予告編

 

 

スポンサーリンク
pickup
おすすめの記事