怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ

衝撃でした。

今まで、
散々いろんな映画を
見まくりましたが、

怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフまさか、

こんなに
驚く映画に出会うとは
思いませんでした。

しかも、
運良く劇場で見れたので
この映画の凄さを
141

身動き出来ず
見入ってしまいました。

我慢出来ません。
言っていいですか?

怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフスッげーよ、
怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフこの映画

怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ何なんだよ~
こんなもん作りやがって~

もう圧巻です。
化け物です。

言い過ぎではありません。
怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ

エイゼンシュタイ
監督のような
力強い映像美に
キューバの目が潰れる程の
日射しの強さ怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ

自然の美しさ!

ビビッド伝わって
映像に潰れそうです。
怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ

更に、

何処までも
撮り続けるカメラワーク

人の主観どころか

あるいは天使の主観で
ハバナの街を
上空から見続ける映像は

オーソン・ウェルズ監督の
『黒い罠』なんか
吹き飛ばします。

原作は、
ソビエトの詩人
エフゲニー・エフトゥシェンコ
が書いた長編叙事詩
『私はキューバ』です。

だから

この物語は
キューバ
そのものなんです

キューバが
詩を語りながら
展開する

4つの物語。

このシナリオも
ホント素晴らしい

怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ
この映画は
旧ソビエトと
キューバの合作です。

監督は
ミハイル・カラトーゾフ

撮影監督は
セルゲイ・ウルセフスキー

二人ともソビエト人です。

だから
こんな鮮烈な映像が
出来たんですね。

怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ
でも、
なんで
今迄、
こんな凄い映画が
知られていなかったんでしょうか?

実は
1964年の公開当時では
ソ連も
キューバでも
不興を買ったんですね

とくにキューバでは、
この映画を
”私はキューバではない”
言っていたそうです

そして、
この映画は
忘れ去ってしまったんです。

ところが
1990年代に
フランシス・フォード・コッポラ監督

マーティン・スコセッシ監督が
この映画を見て、
絶賛し
アメリカで公開されました。

その再評価のおかげで
私も見ることが
出来たんですね。

劇場で
この映画を見た後
私は
どうしても欲しくなり
DVDを販売しているのか
調べました。

そしたら、
中古しかなく

しかも
たったの2個しかなく

かなり
高値で売っていました。

でも、
なんとか手に入れて
満足しています。
怒りのキューバ_ミハイル・カラトーゾフ

いや~

この映画、
できれば是非見てほしい

こんな凄くて
素晴らしい映画を
確かめてほしい。

 

あらすじ

(わたしはキューバ、)
高層ビルとスラムが同居し、
街は毒々しいネオンに彩られ、
賭博場と夜の女が氾濫し、
キューバの首都ハバナは、
キューバ人のものではなく、
支配者のものだった。
マリアは、
その歓楽街のクラブで、
生活のため身を売っていた。
ある日、
アメリカ人観光客の一人が
マリアに目をとめ名前をきいた・・・

映画.com》より

 

Data

1964年 キューバ  / ソ連
監督 ミハイル・カラトーゾフ
原案 エフゲニー・エフトゥシェンコ
脚本 エフゲニー・エフトゥシェンコ
エンリッケ・ピネダ・バルネット
出演 セルヒオ・コリエッリ
サリヴァドル・ウッド

 

 

 

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