チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた

キューバ革命の英雄❗

チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラとは、
どういう人物なのでしょうか?

彼の本名は、
エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ

1928年6月14日
アルゼンチンで生まれました。

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた驚きました。

ゲバラは、
アルゼンチンの人
だったんですね~

彼は、
経済的に恵まれた環境で育ち
ブエノスアイレス大学の
医学部に進みました。

とても、
キューバ革命の英雄に
なるとは思えませんね。

 

そこで、
1つ目の映画チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた

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モーターサイクル・ダイアリーズ

 

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
モーターサイクル・ダイアリーズ(字幕版)

この映画は、
医学生で23歳のゲバラが、
7歳年上の友人アルベルト
1台のオートバイで
南米の旅に出る
ロードムービーです。

この映画の製作総指揮は、
あの
ロバート・レッドフォード
なんですね。

彼は、この映画について
こう語っています。

僕は、なぜ彼が
チェ・ゲバラに
なったかという
部分に興味があった。

エルネスト(ゲバラ)は
旅を進めるうちに、
腹黒い政治や
団体によって住む場所を
奪われてしまった
人々の健康や幸せに
ついて考え始める。

彼は最後に
「自分にはやるべきことがある。
自分はこの旅で変わった」
と相棒のアルベルトに語る。

この旅は彼にとって
”発見”もしくは
“啓発”の旅となったんだ。

 

ゲバラは、
17歳の時から
「哲学ノート」
を書いていたそうです。

そして、読書好きな彼は、
マルクス・レーニン主義
共感を示すようになったのです。

なので
レーニン主義を知らないで
この映画を見ると、
ただのロードムービーで
終わってしまうかもしれません。

ゲバラの思想は、
まさにレーニン主義だったんですね。

この映画の原作は2つあります。

1つはゲバラ本人が書いた

「モーターサイクル南米旅行日記」

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
増補新版チェ・ゲバラモーターサイクル 

もう1つは、
ゲバラと旅した友人
アルベルト・グラナード
が書いた

「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」です。

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
トラベリング・ウィズ・ゲバラ

ドラマのラスト、
それぞれの道を行く
二人の別れは
泣けませんでしたが

その後、
80歳を越えた友人
アルベルト
本人が出てきました。

彼は撮影も
同行していたんですね。

遥か遠くを見る眼差しが
今でも、
ゲバラを思う
熱い友情
伝わりチェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた感動しました。

Data

2004年 アメリカ / アルゼンチン
監督 ウォルター・サレス
出演 ガエル・ガルシア・ベルナル
ロドリゴ・デ・ラ・セルナ

 

 

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この後はどうなったの?

 

さあこの後、
彼は直ぐ革命家に
なったわけではありません。

ゲバラは、
アルゼンチンに戻ります。

そして大学卒業後
再び南米放浪の旅に出ました。

その旅で
ボリビア革命にあい
大きな衝撃を受けます。

ゲバラは、
更に旅を続け
グアテマラに着きました。

そして
医者として働いてました。

しかし、
グアテマラでも、
革命にあい
アルマス新政権によって、
ゲバラ暗殺指令が出され
メキシコに亡命します。

さて
2つ目の映画は、
メキシコで
フェデロ・カストロ
と出会うとこから始まります。

 

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チェ 28歳の革命

 

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
チェ 28歳の革命 (字幕版) 

この映画は、
カストロと共に
メキシコからキューバへ
密航するとこから、
サンタクララの戦いで
勝利するとこまでをえがいています。

まさに、
キューバ革命物語
ですね。

でも、
ところどころで
7年後の1964年
アメリカの国連本部の総会で
ゲバラが演説するシーンがあったりして
どうとったらいいのか
解らない構成になっていた・・・

さ・ら・に・・
3つ目の映画は、
『チェ 28歳の革命』の続編

 

チェ 39歳 別れの手紙

 

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
チェ 39歳別れの手紙 (字幕版) 

この映画は、
キューバの共産党幹部の
地位にいたゲバラが
急に
消息不明になる
とこから始まります。

そして
ボリビアで
姿を現したゲバラは
ボリビアで
共産革命を起こします。

この
『チェ 28歳の革命』と
『チェ 39歳 別れの手紙』は
チェ・ゲバラが死ぬ2日前まで書いていた
『革命戦争回顧録』を基に作られました。

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた
革命戦争回顧録 (中公文庫) 

そのせいか、
この2作品を見ると、
チェ・ゲバラは
ただ自分の正義を貫くために戦っている。

戦争好きな人物にしかみえません。

 

Data

2004年 アメリカ / アルゼンチン
監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演 ベニチオ・デル・トロ
フランカ・ポテンテ

 

まとめ

もっと人格者的なとこも
えがいてほしかったな~。

例えば
戦闘が終わると
自軍だけでなく、
負傷した敵兵にまで
必ず治療をしたことや、

キューバ革命成功後、
ゲバラ自身もサトウキビの刈り入れや
工場でのライン作業の労働、
道路を作るための土運びなど
積極的に働いていたなど
人々の胸をうつエピソードはあるんです。

なのに、
残念です。

と言うことで、
3つの映画を見た結果!
ゲバラを知らない人が、
映画を見てゲバラを知ろうとすると失敗するお話しでした。

いや~、見るのきつかった

チェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみたこっちの方がいいかもチェ・ゲバラ、それを知る3つの映画を見てみた

 

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