コントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ

この映画、
かお面白かった~。
舞台はロンドンなんですね。
でも
主人公アンリはフランス人!
無口でおとなしいの。
会社の昼食もみんなのテーブルに
座れず、隣でみんなの会話を
聞いているだけ

会社帰りも1人、
家に帰っても独り。
植木に水をやって
紅茶とパンが晩御飯。
かおさみしいね~

そしたら
15年働いていた会社を
クビになっちゃった
仕事だけで生きていた人生
生きる意味がなくなり
自殺しようとするが、
首つりは失敗!
ガス自殺は
ガス会社のストライキで失敗!
しかたなく
"コントラクト・キラー(契約殺人者)"
を雇って殺してもらうことにしました。

しかし、
人生は気まぐれ、、
アンリは
生まれてはじめて
ウィスキー
タバコの味を知ってしまった。
そして
なんと
花売り娘に恋コントラクト・キラー_アキ・カウリスマキをしてしまう。

この映画、
陰影が強く
力強い映像になっています。
色彩もブルー色が強く、
全体的に寂しさが伝わってきます。
ところが
人々の行動がどこか
ズッコケおかしいコントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ

さらに
主役のアンリを
演じているのが、
あの
ジャン=ピェール・レオーコントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ

フランスの名優です。
トリュフォー監督の映画に
よく出ていましたね。
セリフを
マシンガンのように
しゃべくりまくっていた
あの
ジャン=ピェール・レオーコントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ

ところがこの映画は、
ほとんどセリフがなく
サイレント映画のような
芝居をしているのです。

それが、
可笑しくてコントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ可笑しくて
アキ・カウリスマキ監督の
映像センスは最高ですね。コントラクト・キラー_アキ・カウリスマキ

映像で見せる
悲劇感喜劇性
裏表なんですね。

人生も
考え方一つで
悲劇を喜劇に
変えることが出来るよ
と教えてくれた映画でした。

 

catch copy
なぜ死にたいかー
なんて聞いてくれるな
殺してくれること絶対確実の
コントラクト・キラーを雇ったんだから・・

 

あらすじ

フランス人のアンリはある日突然、
15年勤めてきた水道局を首になり、
呆然自失のまま家に帰ってガス自殺をはかる。

だがそれも失敗に終わり
翌朝新聞で必殺の実績を誇る殺し屋、
コントラクト・キラー
の記事を目にしたアンリは、
意を決しキラーのボスの所へ行き
自分を殺してくれるように頼む。

その翌日アンリはバーで、
まるで女神のような花売り娘
マーガレットに出会い
一目で恋に落ちたことから、
突然死ぬのが嫌になり。。。

MOVIE WALKER PRESS』より

 

コントラクト・キラー_アキ・カウリスマキData

1990年 フィンランド
製作
脚本・監督
アキ・カウリスマキ
出演 ジャン・ピエール・レオ
マージ・クラーク

 

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